東工大InfoSyEnergyコンソーシアム/エネルギー・情報卓越教育院では、データの活用と高性能コンピューティングの活用によって、カーボンニュートラルに向けた様々なエネルギー技術を加速させることを目指し、”エネルギービッグデータ科学“という分野の創出を目指しています。一方で、エネルギー分野は、領域が広く、その活用の方法や問題点についても各テーマごとに様々です。
　今回は、カーボンニュートラルに先導的に取り組み、ビルマネジメントシステムやプラント開発において、データを活用したビジネスを展開されているアズビル株式会社　取締役会長の曽禰 寛純 様に基調講演をお願いしました。
　さらに、本学から、カーボンニュートラルに向けた異なる技術の研究開発として、電力システムに関する講演を情報理工学院の石井教授が、水素エネルギーに関する講演を工学院の平井教授が行います。講演では、各要素技術をご紹介しながら、データや高性能コンピューティング（データ科学的手法や、流体シミュレーション、計算化学等）の活用の現状等について、コメントいただきます。
　その後のパネルディスカッションでは、各技術開発において、今後、データや手法の共有は有効なのか、そして、有効なのであれば、どのようなデータや手法を、どのように共有していくのが良いのか？その、問題点は？などを、技術開発テーマの特徴を考慮しながら議論します。
　人間中心の豊かなカーボンニュートラル社会の実現に向けた、エネルギービッグデータ科学による技術開発の加速の可能性、方向性について考えたいと思います。

学内外から多くの皆様のご参加をお待ちしています。

日　時：2024年1月23日（火）14:00～
場　所：東京工業大学大岡山キャンパス蔵前会館　くらまえホール
言　語：日本語（Zoomによる英語通訳付きのオンライン参加可能）
参加費：無料
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＊ISE登録学生の参加は必須（懇親会は任意）です。（現地参加を強く推奨します）