研究テーマ⑦ 水素・バイオガス燃焼/熱利用

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【分野主査:野崎智洋教授、志村祐康准教授】

地球温暖化抑制や分散型地域発電の普及による災害に強い社会の実現には、従来の化石燃料による燃焼技術の向上と再生可能エネルギー由来の燃料を活用した燃焼技術の開発が求められるとともに、低温排熱などの現在利用されていない低質な熱源を有効利用することで、社会全体での更なる熱効率の向上を狙うことが必要である。
本研究分野では、化石燃料の高効率・低環境負荷燃焼技術、水素/バイオガスなどのカーボンフリー燃焼技術の高度化を高時間・空間分解能の流動、化学種、温度計測のレーザ計測等や反応性流体・固体の高性能シミュレーションを用いた現象把握により推進すると共に、発電プラント等のプロセス解析シミュレーションと機械学習による最適設計等から高効率熱利用技術、熱損失低減技術の開発指針の提案を産学連携研究にて推進する。